腕時計は手軽に時間を知ることができるだけではなく、身に着けることでステータスを表わせるアイテムという側面もあります。その中でもロレックスは最高級のクォーツが正確な時を刻み続けるのと同時に、どんな場面でも引けを取らないラグジュアリーなデザインを持つことからも人気です。そんな素晴らしい腕時計を手に入れるには相応の価格となりますが、少しでもリーズナブルに購入するためにロレックス中古が注目されています。
ロレックスの歴史を紐解く
世界中に愛用者を持つロレックスは、1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがイギリスのロンドンで創業したのがはじまりで、現在はスイスに本社を置く高級腕時計メーカーです。トレードマークは王冠の形をしており、ロレックスの腕時計が持つ気品あふれる落ち着いたデザインの中にも一際目を引くステータスとなっています。その美しさだけではなく、防水性を高めたオイスターケース、当時は珍しかった捻じ込み式竜頭、カレンダーの日付を素早く切り替えられるデイトジャスト機構など、身に着けた者の快適さと利便性を与える革新的な機能は特許を取得して注目されました。その技術力の高さを伺い知ることができるだけではなく、腕時計メーカーのトップランナーとして君臨し続けています。特に防水機能は1960年にデモンストレーションが行われ、アメリカ海軍の潜水艦の表面に特別モデルの腕時計を取り付け、世界一の深さを持つマリアナ海溝のチャレンジャー海淵に潜水したにもかかわらず、その機能を保ち続けたことからその地位を確かなものとし、さらなる人気に拍車をかけました。その後もロレックスは現代的なテイストを取り入れつつも、ラグジュアリー感あふれる伝統のデザイン、そして最高峰の機能性を併せ持ち、世界中のファンから愛されています。
2つのラインから好きなデザインを選ぶ
ロレックスは大きく分けてドレス系とスポーツ系の2つのラインがあり、好みや利用シーンに応じて選べるのも魅力です。ドレス系のデイデイトは最も高級感のあるモデルと言われており、ケースやブレスレットにはプラチナやチタンなどの高級金属素材を採用しているほか、文字盤などに宝石をあしらったモデルもあります。後にリリースされたデイデイト2はケースがひとまわり大きくなり、より視認性が高くなりました。スポーツ系は探索を表わすエクスプローラー、海を感じさせるサブマリーナーやヨットマスターなど、ワイルドで遊び心満載なイメージのモデルが多いのが特徴です。ロレックスが持つ正確に時を刻むクォーツの機能はそのままに、防水性や耐久性を高めたタイプです。コスモグラフ・デイトナは、アメリカで開催されるデイトナ24時間耐久レースとのタイアップで、搭載しているタキメーターが当時最も自動車の加速性能などを計りやすいとして大きな注目を浴び、カーレース関係者ならずとも世界中の多くのファンから高い評価を受けました。ロレックスはドレス系とスポーツ系の2つのラインを提供することにより、幅広い層のユーザーから支持されています。
ロレックス中古を手に入れる
ロレックスは長きにわたって日本国内に代理店が存在しなかったことから並行輸入に頼っていたため、元々の最高級品に相応しい価格にさらに関税や輸送料などが上乗せされて高額になりがちです。そのため、その美しさと機能に魅せられてもなかなか手が出ないという方も多い傾向にあります。そんな方には中古市場も視野に入れてブランド品の買取店、リサイクルショップ、ネットオークション、フリーマーケットアプリなどを利用して購入する方法があります。ここで腕時計は肌身離さず身に着けるものであることから、中古品は敬遠してしまう方も少なくありません。しかし、ロレックスの場合は前述した理由から日本国内での販売数が少なく貴重なアイテムで、アッパー層の方が丁寧に取り扱っているだけではなく、リセールバリューが高いため購入後に一度も身に着けることなくコレクションとして保存してるケースもあります。したがって、ロレックスの腕時計は他のブランドと比較して中古市場でも質の高い商品が出品されることが多いのも特徴です。新品のロレックスを購入するのが難しいが何としても欲しいという方には、ロレックス中古を探してみるのもおすすめです。
ロレックスの腕時計は世界中にファンが存在する最高級のステータスを持っており、新品で購入するには相応の価格を覚悟する必要があります。その一方で中古のマーケットでは、新品で質の高い商品が比較的流通していることも分かりました。正確に時を刻むクォーツで時間を知り、身に着けることでどんな席でも安心なステータスを得るために、ロレックス中古も有用な選択肢となります。